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秋野 楓

Author:秋野 楓
奴隷としての日々を綴り始めたブログでしたが、今はもっと素直な想いを書いています。
かなり熟しておりますが、意外に純です。
よろしくお付き合いください。

TwitterのIDはこちらです。 @akinokaede

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上手にできないのは
楓の頭が悪いのか、自分勝手なせいか、喉の奥まで受け入れる方法をすぐに忘れてしまう。
この日もなかなか上手にできなくて、叱られる。

もっと痛くしなきゃできないんだな?

彼は楓をひっくり返して、お尻を平手で打ち始めた。

こんなに楓が痛いのだもの、彼の手だって相当痛いに決まっている。
だけど何でもないように、繰り返し、繰り返し、彼の手のひらは飛んでくる。
仰け反ると(ケガの影響で)痛いのだけど、彼の手はそれよりもっと痛いのだもの、
ついカラダは逃げそうになって仰け反ってしまう。

だけど楓にはその痛みこそが必要なことを知っている彼は、その手を緩めたりはしない。
それどころか、終わったのかと息をついたあと、彼が手にしていたのは革のベルトだった。
平手だけでもう十分に痛みを味わった楓のお尻に、今度は太いベルトが飛んできた。
今日も彼は手加減なんてする気はないんだ・・・そう思ったら怖くなった。
その途端、ケガの痛みは忘れた・・・いや、そんなのは痛みじゃないことに気づいた。

楓は悲鳴を上げていただろうか、よく覚えていないのだけど、ベルトの音が頭の芯に響く。
そしてやっぱり奥の方が震えていくのがわかる。

声を出したからかもしれないね、そのあともう一度ひっくり返されて捻じ込まれた喉は、
とてもスムーズにその大きなものを受け入れていくことができた。

そうだ、上手になったな

彼の優しい声がうれしくて、一生懸命舌を動かす。
さっきとはまるで違う、幸せな苦しさに包まれながら足の先まで痺れていく。

2012.08.20(Mon) | next | cm(0) | tb(0) |

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