秘密 himitsu 真実 shinjitsu

というわけで、イベントの詳報は脇に置かせておいていただいて、その後日談。
その際、いただきものをしてしまったのだが、そのオモチャ・・・正直、処理に困る（笑）
だって、あまりにリアルで、そのものすぎて、言い訳の出来ないオモチャなのだもの。
(どんなものかはたぶんご想像いただいている通りｗ）

だから今度、彼に会ったら預かってもらおう、と思っていた。
そして使うなら、彼に使って遊んでもらおうとばかり思っていて、
当初は自分ひとりで使う、ということは、本当に（言い訳でなく！）考えていなかったのだ。
ところが・・・予想外に、良かった（爆）

彼にはさりげなくいただきものをしたことは伝えたものの、特段の反応もなかったので、
また今度会う時に押しつけちゃえばいいや～なんて思っていた。
ところが少しして、彼から「気になるものは使ってみた方がいいな」というメールをもらう。
うわぁ～と思ってご辞退のお返事をすると、珍しく動画を送るようにとの指示メール。

別に「ご命令」というわけではないし、拒否してもよかったのに、いつになく楓は乗り気だった。
動画はほとんど撮ったことがない。
ましてや送ることもないし、ちゃんと送れるかどうかすら疑問だったが、
ともかくソレを初めて使うところを彼に見て欲しかった。

夜も更けてお風呂上がり、雨音に紛れることを願いつつ、勇気を出してソレの封を切る。
すでに中身は丸見えだったのだけど、触ってみて初めてそのゴムの感触を実感する。
ちょっとニオイが気になるけれど、いい感じかもｗ
アルコールで拭いてみたけど、ニオイはしかたないらしい。
しばし眺めてバスタオルを解き、カメラをセットする。
そして・・・舐めた。

正直、カメラを意識してしまって、初めはちゃんと映っているかということを気にしていた。
でも、ゆっくりソレを見つめながら舐め上げていくうちに、夢中になっていった。
彼が見下ろしているような気がして、体が熱くなっていく。
気づけばホンモノを舐めているときのような喘ぎ声が聞こえ、四つん這いの腰が動いている。
思わず口いっぱいに丸ごと納めてしまいたくなってしゃぶりついた。

「もっと舌を伸ばすんだろ、○○」
いつものように彼が髪を撫でながらそう言っている気がして、
「んん・・・」と返事しながら喉の奥を目指していけば、もう・・・

3分近くの長い動画が撮れてしまっていた。

その日のメールでは何も触れてくれなかったから、ちょっと寂しく思ったりした。
ほんの少しでも会えて、ぎゅうっとしてもらえたらいいのになーと思っているうちに、
とうとう我慢できずに、「会いたかったなぁ」とメールをしてしまい、だけどお返事はナシ。
そうだよね・・・忙しいんだ、と諦めていたら翌日、「遅れるけどお祝いしてあげるよ」って。
うふふ、やっぱり覚えていてくれたんだｗ

ちゃんと時間を作ってくれるつもりだったみたいだけど、またその翌日、
急に仕事が入ったから寄り道でもする？っていうメールをもらう。
ううん、がっかりなんてしない、会えるだけでいいんだもの、もちろん喜んで出かけていく。

ほんとにね、ただキスしてもらえたらいいなぁ、と思っていただけだったんだよ。
だけど予想外に素敵な贈り物をいただいてしまった。
暗い車中ではよくわからなかったのだけど、ざっくりした手触りのそれはとても素敵な色合い、
思わず抱きしめて頬ずりをする。いつも彼のおなかにそうするように。
お風呂から上がったら素肌につけてみたくなって、そのまま羽織ってみれば予想外に柔らか。
胸元からは彼のつけた噛み痕が覗く。
それはちょうど乳首を囲むように、赤いバラの花びらのように・・・これも彼の贈り物だね。

目を瞑れば、その痛みと一緒に彼が与えてくれたキスが蘇ってくる。
このごろイジワルをして、おねだりしてもくれないのだもの、
久しぶりにしてくれた「ちゃんとしたキス」は、それだけで楓をいかせてくれた。

ずっと欲しかったモノは思う存分しゃぶらせてくれたし、今日は上手だな、と褒めてもらえた。
不思議とムリなく喉の奥に届いて、楓の芯を感じさせてくれる。
一度離すと喉に入れることを許されず、ただひたすら舐めまわすように命じられれば、
楓は子犬のような鳴き声をあげて舐め続けていたらしい。
いい声で鳴くなぁ、と撫でてもらえた。
だけど理不尽に頬を叩き、叱ってくれることも忘れない。
もう１台いた車が出て行くと、外に引き摺り出されて、コンクリートの地面で顔を踏まれる。

口には手拭いを限界まで突っ込まれたまま、乳房を思い切り噛まれたのも久しぶりだし、
もがき苦しむまで首を絞められ、ほんとに死んじゃうと思ったのは初めてだった。
短い時間でも、素敵なものをたくさんいただいた。
楓の穴には触れてももらえなかったけど、それはきっと、もっと欲しくなる魔法のおまけｗｗ