秘密 himitsu 真実 shinjitsu

楓のチャットルームは、いつも数人の常連様が入れ代わり立ち代わり訪れてくださって、
一度にそれほどたくさん集まることは稀なのだけれど、昨夜は珍しく大盛況。

それでも「落ちます」という方が出始めて、そろそろお開きの時間？と思っていたところに、
初めての方がご来店。

さっそく「いらっしゃいませ～女将の楓です♪」とご挨拶はしたものの、
「なんだ、古女将か」などと、ちょっとトゲのあるお答え。
「確かに年季は入ってますが（爆）」と応酬しますが、明らかに皆さん固まり気味（笑）

全く見覚えのないお名前でしたが、入っていらした瞬間に、楓は気づいていました。
（そして、長いお付き合いのちいままもね＾＾；）

このイジワルな雰囲気は・・・ご主人様？（大汗）

それでも、もし違ったら失礼と思い、少しずつ探りをいれるうちに、数名の方が退出。
そしてとうとう。

「お前は私のなんだ」

「すみません・・・奴隷で、便器で、性処理女です・・・」

「ひぇ～～」　　　（お客様の悲鳴＾＾；）

まさか、皆さまの前で宣言させられるとは（泣）


それにしても、ご主人様があんなに長いお時間、遊んでくださるなんて・・・
いろいろと想定外のお話が出たりして、閉店時には冷や汗びっしょりの楓でしたが、
久しぶりに、ご主人様の腕の中にいるような気持ちにさせていただきました。
お付き合いくださった皆さま、驚かせてしまって、ごめんなさいm(__)m

そしてご主人様、遅くまで構ってくださって、ありがとうございました。
たとえ気まぐれなご冗談でも、楓はうれしかったです＾＾

このところ、ご主人様の日々の動向を知ることができて、
もちろんそれは楓にだけ発信されたものではないのだけれども、
それでも十分すぎるくらい、楓にとっては安心を与えてくれるものになっている。
やっぱり楓には、使っていただくこと以前に、ご主人様の存在を感じることが大切で、
お傍に居られなくても、お話ができなくても大丈夫そうだなぁ、と思い始めている。
ご主人様がお元気でいてくださって、そのご様子さえ知ることができたら、それでいい。

ひとつには、ある出来事も大きく影響している。
ずっと頭の中に渦巻いていたことが、するっと抜け出た感じ。
ご主人様にもご報告しようと思うけれど、楓は少し変われたかもしれない。

週末には、このブログを始めた当初からお付き合いいただいているM友と、
念願の初対面を果たすことができた。
ずっと楓のグルグルを見てきた彼女は、やはり初めて会ったようには感じられない。
短い時間だったけど、本当に会えてよかった＾＾
チャットルームの常連さんたちとは、たっぷり東京を味わっていただけたようで良かったけれど、
肝心の（笑）楓はそちらに参加できず、あらためて自由のないこの身を呪う。
でも、ご近所の皆さまとは、また別の機会にね（笑）

この秋は、いつもとちょっと違う。
ご主人様にも安心して見ていていただける奴隷に、少し近づけそうな気がしている。