秘密 himitsu 真実 shinjitsu

楓はもうすっかりご主人様にお任せするつもりでしたから、
枕元に用意していたポーチから布団針と消毒液を取り出してお渡しすると、
しっかり枕に頭をうずめ、ベッドの真ん中に陣取って横になりました。
ご主人様は楓の上に馬乗りになって、慣れた手つきで右の乳首を摘みあげると、
消毒液をちゅちゅっと吹きかけて、何の迷いもなく布団針を差し込まれました。

大事なところなのに、順番がわからなくなりました（笑）
「流すぞ」と仰ってお風呂に向かわれたご主人様を追いかけて、湯船で甘えようとしたら、
ご主人様がシャワーを取るように仰ったのは、そのあとだったでしょうか・・・

----　どうするか、わかってるな

楓は、ご主人様の上で腰を振るのが、上手ではありません。
ある方とお話したときに、そんなことをご相談したら、
それは楓の体勢が悪いのかもしれない、とわかりました。
楓はいつも、ご主人様のペニスを深いところで感じたいものですから、
膝をついて密着させたまま、押し付けるように動かしていたのですが、
そうではなくて、（想像しただけで恥ずかしいのですが）　脚を開いてしゃがむようにして、
ご主人様にソコが良く見えるように動いたらどうか、と、ご助言をいただいたのです。

今度、上に乗らせていただくことがあったら試してみます♪・・・とその方に感謝して、
ようやくそのチャンスを得たというのに、やはり上手くできませんでした。
入れていただいただけで楓はとろけてしまうので、気がつけばいつもの体勢で、
慌てて膝を立てようとしますが、もう腰砕け・・・＾＾；
ご主人様が簡単に楓の腰を掴み、玩具のように動かしてくださると、
楓の体勢が中途半端だったのか、何度も抜けかけてしまっては焦らされて、
楓はペニスを追いかけて入れ、それだけに必死で、おかしくなりそうで、
ご主人様にはきっとご満足いただけなかったと思います。

それだけですっかり濡れすぎていたので、流して来いと言われたのかもしれません。
楓だけシャワーを浴びさせていただいて、ご主人様の横たわるベッドに急いだように思います。

慌ててカラダを拭いて向かうとご主人様が、持ってきたものを出しておくように仰って、
枕元に針や消毒液などの入ったポーチを出しておいたような気がします。
やっぱり本当にあけてくださるおつもりなんだ、とわかって、ドキドキしながら、
楓はご主人様の足の方に四つんばいになり、また大好きなペニスを舐め始めました。

ご主人様が手を伸ばして、これから穴をあけるその乳首を、確認するように弄り、
まるで麻酔をかけてくださるかのように、充分すぎる痛みをくださりながら、
楓のお口を、喉を、ペニスで犯してくださいました。
楓は乳首の痛みと、息ができずに苦しいのと、そして喉の奥で感じるのと、
なんだかわからなくなりながら、何度もいきました。

ぐったりした楓を枕の方に転がして、今度はご主人様が上になり、
楓の脚を持上げて、もうぐしょぐしょのおまんこにペニスを突き刺してくださいました。
乳首はちぎれるほどに捻り潰され、クリはピアスで引き出され捩じられて、
交互に与えられる痛みはそのままおまんこに伝わって、そこで快感に変わるようでした。
そうしてそこを貫いてくださっているご主人様のペニスを締め付けて、
ご主人様にもその快感が伝わっていくのがわかると、一層幸せな気持ちになるのです。

----　痛いか、それとも気持ちいいのか

寒い日でも楓は、ご主人様にお会いするときは(焦ってしまうので）なんだかカラダが熱くて、
ホテルに入る頃にはいつも汗をかいてしまっています。
ご主人様はそんな楓に、シャワーを浴びてくるように仰ったのですが、
いつまでも楓がご主人様の足にしゃぶりついているものですから、
とりあえず服を脱ぐようにとご指示くださいました。

楓はＴバックの下着だったことを思い出し、急に恥ずかしくなりましたが、
ブツブツと言い訳のようにそのことをお伝えしながら、ジーンズを下ろしました。

----　そうか、じゃあ後ろ向いてみろ

ご主人様もそう仰ってカメラを向けてくださったのですが・・・やはり、がっかり？（涙）

----　うーん、お前、なんか似合わないなぁ

いつもの待ち合わせ場所には、お弁当などを買ってもまだ早い時間に着くことができました。

楓はデパートのトイレに寄って、バッグに忍ばせていたものを取り出しました。
それは前回、せっかく用意したのに、時間がなくて着替えられなかったもの・・・
３点セットで買ってあった、白のＴバックでした。

買った時と比べると、少し余分なお肉のついたおなか周り・・・
初体験のＴバックをなんとか穿くことは出来ましたけれど、体を捻ってお尻の方を見れば、
むしろ気になるのは、それほど肉厚ではないくせに垂れたお尻と、太い腿でした。
うんざりした気分になりましたが、それでも一度はご主人様に見ていただきたかったので、
カラダ作りを怠ったことを反省しつつも、迷わずジーンズを穿きました。

待ち合わせ場所につくと、ちょうどご主人様からメールを受信しました。
到着されるまでにはまだ少しあるとわかりましたが、慣れない下着もムズムズしてしまうので、
楓はそこで静かにお待ちすることにしました。

しばらく使っていただいていなかったものですから、お逢いすることも気恥ずかしく、
お待ちする時間もなんだか落ち着きません。
お持ちするようにと指示された布団針・・・前回、与えていただいた痛みを思い出します。
今度こそご主人様の手でCrossにしていただけるのだと思うと、おまんこがきゅうっとします。
あれこれ想像していると勝手にカラダは熱くなっていて、なんだか恥ずかしくなり、
ふと見上げると人ごみの中にご主人様の姿を見つけました。

いつもより近い位置を歩きながら、なんだか照れくさくて、ちょっと饒舌だったかもしれません。
買ってきたお弁当のことや、針やピアスのこと、オフ会のことなどをお話すると、
ご主人様は笑いながら仰いました。

----　だからちゃんと間に合わせてやっただろう？

本当は夏の小さなお集まりにも参加を願い出ていたのですが、楓の都合がつかずに叶わず、
初参加がこのような大きな集まりでは・・・と、少し気が引けていたのですが、
先日、師匠のお疲れ様会に参加させていただいたことで、ちょっと耐性もつきました。（笑）
それでも一人で、というのはちょっと怖くて、ご主人様にもご参加をお願いしましたが、
いつもの通り、「楽しんで来い」と笑ってご覧になっているだけ・・・
楓はご主人様が面白がってくださるなら、それだけでいいのですけれど。

ちょうど葉月さんが受付のお手伝いを募集しておられたので、一人で参加するのなら、
ご参加の皆さまに少しでも知っていただく機会があった方が・・・と、図々しく手を挙げました。
結局かえって足手まといになるくらいで、何のお役にも立てませんでしたが、
いち早くお名前とお顔を覚えさせていただくことができました。

以前からこっそりお邪魔していたブログなど、あちらこちらで拝見してきたお名前が並び、
にこにこしていたつもりですが実は極度の緊張で、初めはまともにお話できませんでした。
常連の皆さまが初参加の楓にお気遣いくださって、いろいろお話をしてくださるので、
楓も自分のことをお話しなくちゃ、と思っていました。
でも、なかなかこのピアスのことを言い出すことができずにいたのです。
せっかく先週、ご主人様がお忙しいのにお時間を作って、完成してくださったのに・・・。

----　ちゃんと飲み会に間に合わせてやっただろう（笑）

まだ日記も途中になっていますが、前回、楓の準備が悪くて完成していただけなかった、
乳首のCrossピアスを、ご主人様はこの日のネタに、と実現してくださったのでした。
その日のことはまた追って綴ってまいりますが、ご主人様は一人で参加する楓に、
皆さまとお話しするきっかけを用意してくださったのだと思います。

気づけば後ろで数人の女性が集まって、なにやら盛り上がっておられる様子・・・
以前からこっそり憧れていた「鉄の爪」がキラリと見えて、つい吸い寄せられてしまいました。
「わ～　それ、触ってみたかったんですぅ～」
そう言って割り込む楓を笑って迎えてくださったＭ女の皆さま、ありがとうございました。
尖って冷たいその感触を、順番に首筋に当てていただいて、特有の共感に包まれると、
勝手ながら楓は、以前からのお友達のような気がしまいました。
そこに前回、面識のあった千都さんが加わって、ピアスのお話を振ってくださったので、
十字に貫かれた乳首のピアスを、見ていただくことができました。

ようやく肩の力も抜けて、少し席を移動したりしていろいろな世界のお話を伺いました。
いろいろな嗜好の方の集まりです。
それぞれを笑って受け止め合うことのできる、懐の深い皆さまでした。
主役の葉月さんは予想通りお忙しく動いていらして、あまりお話ができませんでしたが、
古くからのお馴染みという方々に構っていただけたものですから、
（実は初体験なのですが）ご主人様以外の男性にまで、ピアスをお見せしてしまいました。
ウブなつもりもありませんし、ご主人様もそうするように仰ったと思いますが、
やはり楓にとっては、（普通に見えたかもしれませんが）衝撃的な出来事だったんです。

そんな中でお話できたのは、やっと半分くらいの方でしょうか、
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまい、お開きの時間になりました。
わいわいと記念撮影のあとも、お話できなかった方にまた少しご挨拶させていただいて、
二次会のカラオケにはちょっと後ろ髪を引かれつつ、数名の方と駅に向かいました。

８回目というこの会に、毎回たくさんの方が集まっていらっしゃる理由がわかりました。
勇気を出して参加させていただいて、本当によかったです。
葉月さん、パートナーの蔵人さま（ちょっとご主人様にイメージ重なるのですが＾＾；）
そしてご参加の皆さま、あらめましてどうもありがとうございました。

きっとまた、この素敵な皆さまにお会いできますように。
今度はもう少し積極的に売り込んでいこうと思います（笑）

「今日」というタイトルの、前回と同じ１行メールをいただきました。
「使えるか」とだけ一言。

寂しくて、不安で、欲しくて、おかしくなりそうなことは何度もありましたが、
（そして今だって欲しくて欲しくて、毎晩おねだりをメッセに呟いていますが）
予想外に、大きく崩れることはなく過ごしています。

それはやはり、ご主人様が下準備をしておいてくださったからに他ならないのですが、
毎夜、お喋りにお付き合いくださる皆さまのおかげが大きいことにも違いありません。
一度思い始めるとどうしようもなく膨らんでしまう寂しさを、感じる間もないくらい
お調子者の楓は、お喋りしてしまうこともあります。(いつもありがとうございます＾＾）
そしてそのままご主人様におやすみなさいも言わずに眠ってしまうこともあるのです。

そんなだらしのない奴隷を、ご主人様も呆れてご覧になっているかもしれません。
宿題もできないまま、遊びほうけているようなものですから、叱られても仕方ありません。

それでもご主人様は何も仰らない・・・以前なら、叱ってすらいただけないことを
また負のスパイラルの原因にしてしまったところですが、
今の楓には、そんな気も起きなくなっています。
ご主人様は、楓が泣いてばかりいるよりも、安心しておられるのではないかと思うからです。

図太くなった・・・？(笑）
そうかもしれません。なにせもうすぐ5年にもなるのです。
ご主人様を毎度同じようなことで煩わせるのは、いささか申し訳なくなってきました。
たまには泣きついて、駄々をこねた方が、ご主人様も面白いのかもしれませんが、
少しずつ、少しずつ、この寂しさに慣らしてくださっているのもご主人様のやり方なのです。

----　飽きてもまた時どきは使うから、捨てることはない

そんな風に仰っていたご主人様を信じています。
きっとまた気まぐれに遊んでくださるにちがいない、と信じています。
だから少し図太く構えて、のんびりお待ちしていようと思います。


（あ、ご主人様・・・太ったことを言い訳しているのではありませんから＾＾；）