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秋野 楓

Author:秋野 楓
奴隷としての日々を綴り始めたブログでしたが、今はもっと素直な想いを書いています。
かなり熟しておりますが、意外に純です。
よろしくお付き合いください。

TwitterのIDはこちらです。 @akinokaede

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甘えすぎ
ニコニコして助手席に乗り込んだんだけれど、目を瞑った彼はちょっと冷たい顔をしてた。
きっと疲れてたんだよね、乱暴に足を投げ出してくる。
ごめんね~と、足の裏をマッサージし始めるけど、なんだか甘えさせてくれる感じじゃない。

 あんなメール送ってきたら、心配すると思わないのか。
 心配性なのは自分だけだと思ってるんだろう。

そう言って、たくさんお仕置きを与えてくれた。
もちろんそれが望みだと、ちゃんとわかってくれているから。

狭い車内では逃げられない。
倒した助手席で、露わにされた右の乳房を徹底的に痛めつけられる。
クリップをつけられたり、弾かれたり、引っぱり取られたりしたあげく、
また叩かれたり、爪を立ててむしられたり、みるみる熱を持っていくのがわかる。
あまりの痛さに起き上がりそうになれば、腕を当てられてまたシートに沈められる。
口には猿轡どころか手拭いを丸ごと、喉の奥に届くほど突っ込まれ、呻くのがやっとだ。

裏返しにされて背中を叩かれる。
平手だったか、縄のようなものだったか、狭い中でどうしてあんなに痛くできるのだろう。
何度も口の手拭いを押し込みなおしながら、お仕置きは続いた。
やがてジーンズにも手がかけられて、お尻も剥きだしにされる。
また叩かれて逃げ腰になると、突き出してしまったお尻には指が入れられることになった。

思わず動きが止まる。
だって、ずっと欲しかったのだもの。
1本ずつ、増えていく指を待ってしまう。
だけどね・・・急いで出てきたから、トイレに行ってない・・・(-_-;)
やっぱりダメ!とカラダを捩って抵抗するけど、そんなことに彼は構わず押し込んでくる。
きっと彼の指を汚してしまっている、と思ったけど、もう任せるしかなかった。
もしものことを考えると怖くて、でも押し寄せる快感には抗えなくて。
よく覚えていないのだけど、あとで彼は言ってた。
「手拭い、汚しやがって」・・・うう、ごめんなさいです。

たくさんの痛みと快感を与えてもらえたけど、咥えさせてもらえたのは指だけだった。
ふらふらの頭で、彼の手の指に辿りついてしゃぶりはじめると、
いつのまにか足の指にすり替えられていて、うれしくなって足の裏から踵へと進む。
ズボンの裾を捲り上げながら上を目指していくけれど、そこでおしまい。
大好きなものをしゃぶらせてもらうことは叶わなかった。

湿ったジーンズを引き上げてグズグズしている楓を横目に、彼は車を出す。
まだブラも直してないのに。
そしてぼんやり車から降りて、歩き始めてからメガネを忘れたことに気づくという失態。
あわてて電話をかけるけど留守電、しつこくメールも入れて、ようやく戻ってきてもらう。
最後の最後まで迷惑のかけ通しの夜だった。

翌日はお叱りのメール。
狼少年と言われてしまったけど、嘘はついてないんだよ。
欲しいだけだったけど、会いたいだけだったけど、ほんとに何も手につかなかったんだもの。
だけど、きっと心配かけちゃったんだよね、疲れてるのにごめんなさい。
反省しています。

甘えすぎは、禁物。

2011.10.04(Tue) | next | cm(0) | tb(0) |

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