秘密 himitsu 真実 shinjitsu

先日、メールに写真が添付されてきた。
今日はどんな空かなぁ、と開いてみれば、現れたのは苦しげに固定された女性の裸体。
コメントはひと言、「どうかなー」

慌てて周りを見回して、写真を見直す。
どうかなーって・・・そんなの、ドキドキするに決まってる。
そんな風に短く返信をしてまた眺めているけれど、それっきり（笑）

夜になって、「ちょっとそそられたけど、かなり苦しそうだなー」なんていうメールが来たから、
つい調子に乗って、お返事。
「楓はカラダ柔らかいから平気だと思うなぁ・・・なぁんて、ウソだよぅ（笑）」

「そういうなら、したいことリストに堂々のランクインさせよー。後悔してもしらないよ」
そんなお返事が来て、慌ててリストアップ阻止のメールを送るけど、時すでに遅し。
「ムリムリ、リストに書いちゃったから消せないよ。イメトレしておくように」

すっかり自爆なんだけれども、つい構ってもらえたのがうれしくて。
あんな風にされるとは思わないけど、どうしても自分を置き換えてみてしまう。
眠る前までその写真を眺めていたから、やっぱりそんな夢を見てしまった。
冷たいコンクリートの床、不思議な器具で苦しい格好に固定され、顔をゆがませる楓、
見上げると、差し込む月明かりに浮かび上がる彼の顔は、とても優しくて。

翌朝、そんな夢を報告すると、午後になって素敵な風景の付いたメールが届く。
「早速イメトレかー意欲的でいいなー。期待に応えないといけないなー」

ううん、期待じゃないんだけれど・・・（//。//）

まったく関係ない風景なのだけど、待ち受けにしたその写真を見るだけで・・・濡れちゃう。