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秋野 楓

Author:秋野 楓
奴隷としての日々を綴り始めたブログでしたが、今はもっと素直な想いを書いています。
かなり熟しておりますが、意外に純です。
よろしくお付き合いください。

TwitterのIDはこちらです。 @akinokaede

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反動、そしてまた
素敵なピアスチャームに心ときめいたり、楽しいお酒の席を過ごさせていただいたり、
うれしい出来事をお知らせしても、ご主人様からの反応はありませんでした。
以前は多少のタイムラグはあっても、何か言葉をくださったなぁ、と寂しさを感じ始めると、
途端にその楽しさは、その対極にある場所へ楓を突き落とすのです。

そんなことは珍しくもないと、たぶんご主人様も思っておられたでしょうけれど、
実は今回、その着地点がちょっと違っていました。
ご主人様へのメッセでグズグズと訴えて、そうしてまた黙りこくって、と
お決まりのコースを辿った楓でしたが、その後思いついたことは、いつもと違うことでした。
幸い、ご主人様にもお伝えする間もなく、あるきっかけをいただいて事なきを得ましたが、
本当のことを言うと、楓は初めて、本気で諦めようと思ったのです。

いえ、ご主人様を諦める、というのとはちょっと違います。
もしもご主人様が楓を思い出してくださらなければ、仕方がない・・・
もちろん、ご主人様がきっといつか思い出してくださると信じていましたが、
それまで騒がずに、楓からはご主人様へのご連絡せずにいよう、と本気で思ったのでした。
ご主人様がいつも仰っていたとおり、お返事など諦めて「待たない」ことにしよう、と。

それが奴隷にとって、あまり良いことでないことは知っていました。
でも初めて、お待ちしている時間を「楽しくない」と感じてしまったのです。
わかりきったことでしたが、お待ちしているから悲しくなるのだ、と。
そんな自分に驚きました。
ひたすらお待ちすることが奴隷の役目ではなかったのか、とも思いました。
でも、楓が楽しく過ごしていなければ、ご主人様にも嫌な思いをさせてしまうだけではないか、
ご主人様が気まぐれに思い出してくださったときに、楽しいご報告ができるなら、
その方がご主人様にも喜んでいただけるのではないか・・・そう思ったのです。
ご主人様に何かを強制されているわけではありません。
楓は何か楽しいことを探した方がいいのではないかと思い始めました。

ご主人様のお側を離れることは考えませんでした。
でも、特にご報告をするつもりもありませんでした。
実はもうひとつ、日記を書いていたのですが、それをアップすることで、
いつかご主人様が気づいてくださればいい、と思いました。
気づいていただくこともないなら・・・ それなら・・・それなら・・・?

・・・ああ、なんだか書いているうちに、大げさになってしまいました。
ご主人様がお読みになったら、なんとお思いになるでしょう。(申し訳ありません、ご主人様)

結局、その日記をアップする前に、ご主人様のお忙しい理由を知ることができた楓は、
またしてもあっという間に翻意(笑)
ご主人様にはさっそくお祝いを申し上げ(ご主人様にとって良いことでしたので^^)
何事もなかったように、またグズグズと我儘を言いながら「お待ちする」奴隷に逆戻りです。

こんな風に思い悩んでいたことはお伝えしていませんが、
もしかするとご主人様は何か感じておられたかもしれません。

---- お前は私だけのほうがいいだろう。また今度時間をつくってやる。

それがいつになるかはわかりませんが、楓は機嫌よくお待ちすることができます。
ご主人様のひと言は、効果絶大です。

2010.06.26(Sat) | slave | cm(0) | tb(0) |

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