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秋野 楓

Author:秋野 楓
奴隷としての日々を綴り始めたブログでしたが、今はもっと素直な想いを書いています。
かなり熟しておりますが、意外に純です。
よろしくお付き合いください。

TwitterのIDはこちらです。 @akinokaede

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絶望して得られるもの
ひと泣きすると脚の間を締め上げられた縄は解いてもらえたのだったかな、
後ろ手に縛られたまま仰向けにされて、彼が被さってきたのかもしれない。
縄だってもうびしょ濡れだったに違いないのだから、そこに差し入れるのは簡単だったろう。

十分すぎるほど痛みを与えられた後だから、その中を突き上げられる快感は格別だ。
そしてもちろん、それだけじゃなかった。

もう順番なんて覚えていないけれど、両腕の自由は失われたまま、様々に痛めつけられた。
短い髪を無理やり束ねて、頭皮ごと剥がれるんじゃないかと思うほど引っ張られ、
悲鳴を上げる口にはその大きな手を突っ込まれて、顎が外れそうで涙がちぎれる。
舌を出せ、と言われてこわごわ出せば、業務用の強力なクリップを挟まれて舌が痺れる。

縄に挟まれた乳房は、何度となく噛みつかれて熱をもっているのがわかる。
なのに、またここにはバラのような赤い痕がつくのかな、なんて考える余裕は不思議とあるの。
さすがに乳房の上の、肩に近い薄い皮膚にも噛みつかれた時には、痛さに息が止まったけど。

大きな両手が喉にかかれば、本当に息の道が塞がれる。
静かな目で見下ろす彼の顔をぼんやりした頭で見上げていると幸せで、
今日はどこまでいけるんだろう、なんて思うと涙が溢れてくる。

後ろ手のままずっと下敷きになっていたから、両腕は痺れて限界だった。
無理やりずらそうとしたら強烈な痛みが走って、また楓は悲鳴を上げて訴えてしまった。
いたたた・・・ごめんなさい、もう腕が・・・

彼は手早く縄を解いてくれて、自分で動かすこともできなくなった腕を優しく戻してくれた。
腕の痛みを忘れるように、また入れてもらったのかな、、、忘れちゃった。
そういえば、いつのまに両足を開げられた状態で、折り畳まれて縛られたのだろう。
前回、発作的に全部抜いてしまってから、概ね(笑)つるつるの状態を保っていたから、
開かれたまま固定されれば全部が丸見えだけど、恥ずかしいと思うことも忘れていた。

その丸見えになった場所にも、彼はオプションを忘れなかった。
さっき舌につけられたクリップが、まん中の小さい部分に取り付けられる。
以前つけたことのある木製のクリップとは比べ物にならない痛さだった。
ひどい悲鳴を上げるが、それだけでは終わらない。

彼はそのすぐ下に自分のものを差し込みなおすと、そのまま体重を乗せてきたのだ。
絶望的な痛みに断末魔の叫びを上げるけれど、それに怯むこともない。
そうだった、彼はそんな絶望的な顔が大好きなのだもの。
そして止めてはもらえないと絶望した挙句に、楓は気持ちがいいと悲鳴を上げるのだ。

ひどい痛みの中で突き上げられながら、楓の奥からは熱いものが溢れ出していたらしい。
彼の手ではなく、そのもので突き上げられて噴き出したのは初めてかもしれない。
泣きながら、あるいは笑いながら、ジャブジャブした感触だけを覚えている。

開いたまま


翌日、あらゆるところが痛くて、満身創痍という感想を送ったら、こんなお返事をもらえた。

「心を込めていたぶった甲斐があるよ」

2012.12.01(Sat) | next | cm(0) | tb(0) |

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