秘密 himitsu 真実 shinjitsu

それでも楓は、以前のようにグルグルしてひどく落ち込むことはなくなりました。
いろいろと辛く考えてはしまいますが『悲観的に落ち着いている』というのでしょうか（笑）
辛くても、寂しくても、それでいいのだ、と思えるようになりました。

「大好きです」　「欲しいです」と訴え続けたり、
突如思い立って、淫らな姿を撮ってお送りしたり、
その次の日には、そんな自分を恥ずかしいと思ったり、
やはりうるさくして、ご迷惑なのではないかと思ったり、
きっと楓になど飽きてしまわれたのだと悲観したり・・・

そんなグルグルを繰り返すのは、実は以前と変わっていないのですが、
そんな思いをさせてくださることさえ、ご主人様からの頂き物だと思えるようになったのです。


１週間を過ぎてもお話ができず、寂しさも頂点で、いつものお友達のＭ女さまに
グズグズと話を聞いてもらっていると、突然ご主人様からメッセが上がりました。
慌ててお返事をして、Ｍ女様にも事情を伝えてお詫びをしました（いつもすみません＾＾；）

お話中だったことを言ってしまったので、ご主人様も「べつにいい」と仰いましたが、
「ご主人様と少しでもお話を」とお願いをして、続けさせていただきました。

----　生存確認だけだ

またグルグルしている楓が壊れすぎないうちに、とお声をかけてくださったのですね。

----　いい週末を過ごせ

本当はそれだけで十分でした。
ご主人様は、何も心配などしておられない・・・
それはきっと、楓が大丈夫だと思ってくださっているからで、
放っておいても道を外れることはないと信じてくださっているからだと
今の楓には思うことができます。

だけどもっとお話していたくて、ついお聞きしてしまいました。