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秋野 楓

Author:秋野 楓
奴隷としての日々を綴り始めたブログでしたが、今はもっと素直な想いを書いています。
かなり熟しておりますが、意外に純です。
よろしくお付き合いください。

TwitterのIDはこちらです。 @akinokaede

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願いごと
叶うといいな、と思っていたことが、いくつも叶ってしまった。
こんなに素敵なことばかりでいいのかな、って心配になるけれども、
今年は思ったとおりにしてみようと思ってた。

大丈夫かな、と思ったけれど、滅多にないチャンスだったから、逃したくなかったんだもの。
楓にとっては大冒険だったのだけど、元旦の夜、願いは叶えられた。

キーンと冷えた人通りのない夜道を小走りに向かった。
これから12時間は一緒に居られる。

この日ならそれができるかも、と提案をした楓に、彼は言ってくれたのだ。
「いいよ、朝までたっぷり可愛がってあげよう」

とてもたくさん逢っているのに、時間はいつも短いから、できることは限られてしまう。
でもいつか、ゆっくりと逢うことのできる日が来るかもしれない。
そうしたらどんなことがしてみたいか、何ができるのか、
まるでそのトレーニングのように、短い時間を重ねてきたのかも。
その準備のおかげなのか、ごく自然に溶けあっていく、ゆっくりとした時間。
でもそれは、驚きの連続でもあった。

ベッドに倒れこむと、いとも簡単にシーツは水浸しになり(それも半端な量ではなく)
気づけば両手は後ろに固定され、自由を失ったまま硬いもので喉を塞がれる。
練習してきたはずなのに上手くできなくて、頬を打たれる。
自由になった乳首は遠慮なく引き伸ばされ、噛みちぎられる寸前。
平手だったり、縄で打たれたりして、悲鳴をあげ、身を捩じらせて受けた痛みも、
そのあと必ず、大きくて優しい手のひらに包まれて溶けていく。

何度も泣き叫んで、カラダを震わせて、いってしまう。
もうダメ、限界・・・と思っていた、その先がまだあるということを教え込まれる。
とても大きな力で、とても冷静に、とても暖かく、そこに連れて行ってくれた。

上手にできないからあげないよ、と、おねだりしたキスはお預けされたけど、
暖かい胸に後ろから抱っこしてもらうと、幸せな眠りに誘われる。


初夢は、とっても痛くて、優しい夢。



2011.01.08(Sat) | next | cm(0) | tb(0) |

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